ストレスに負けない心の作り方
不安は行動することで回避できる
「どんな時でも、不安を感じたりはしない。『人生、どうにでもなる』って思ってる」
こんな言葉を言ってみたい人。
手をあげて〜
と聞けば、大方の人は手をあげるハズ。
若い世代の「将来への不安」
中高年の「老後の不安」などの
“漠然とした不安”
に悩んでいる人はたくさんいます。
では人はなぜ、不安を抱えてしまうのでしょうか。
大昔
人間が地球上で弱い生物だったころ
「不安」は生き残るために非常に大切な要素でした。
「不安」を感じなければ警戒しなくなるので、命を危険にさらすことになるからです。
不安を感じるからこそ
周囲を警戒して自分の身を守り
危機を回避することができる。
そうして人間は厳しい生存競争を勝ち抜いてきたのです。
けれども、現代の日常生活では「命の危険」を感じる場面は全くと言っていいほどありません。
その代わり、大きなプレッシャーを抱えるストレスフルな場面で
失敗をしてしまったときのネガティブな感情が不安にすり替わって
『心理的な危機』
として人の心を追い詰めていくのです。
「不安は自分の中から生まれるもの」
であると理解していると不安を感じなくなります。
不安を外からの要因で感じると思いがちですが
不安とは自分自身で勝手に作り出しているものなのです。
自分が何をすべきかわかっていないから
気持ちが落ち着かず
漠然とした不安がどんどん膨れ上がっていってしまうのです。
不安を招きそうな問題に直面した時
「その問題を解決するにはどうすればよいか」
を冷静に考えてアクションを起こすと不安が生まれるスキがありません。
もし、不安にとらわれてしまった時は
まずは深呼吸を繰り返して(数回やったら落ち着くから)
「大丈夫」「できる」と自分に言い聞かせましょう。
気持ちが落ち着いてきたら
自分が何に対して不安を感じているのか
ノートなどに書き出してみるとよいです。
あなたが不安を感じている理由を明確にすれば
やるべきことが見えてきて
具体的なアクションを起こすことができます。
実際に行動していれば
不安な気持ちは自然と小さくなっていきます。
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